「今度のフランツは危険で甘い」。

 

HTEの澤田氏がこのキャッチフレーズを見て、
コーヒーの広告のコピーみたい
だと大ウケして
おりました。確かにあの木版画調の4
人の顔、
コレに見えてきませんか?

 

 

どうも。フランツの来日が迫ってきて夜も
眠れないほど胸をときめかせているミナエです。

 

アサクラ氏が表紙の写真を載っけてくれましたが、
みんなHTE最新号は手にとって
くれたかな??
額に入れて飾りたいほどかわいいリリーのビッグ
スマイルが目印。HMV、タワレコ、ディスクユニオン、
紀伊国屋、HTEのサイトからの通販で絶賛発売
中です。ぜひぜひ見てくださいね〜

 

と告知がおわったところで。



今日はここ東京のとあるスポットをこっそり

ご紹介いたします。HTEは海外のカルチャー情報を

温度差なくリアルタイムに日本にお伝えすることが

基本使命ですが、事件は現場で起こっているわけで。

MOTO山さんの言葉を借りると、”respect  local

art” ってやつですね。


 

「音楽を見る」写真家、ジム・マーシャルって
みなさまご存知でしょうか。ロックミュージシャンや
ジャズの
ミュージシャンを撮るフォトグラファーと
してはかなり有名な方で、1967年の
モントレー・
ポップ・
フェスティバル69年のウッドストック
数少ない
公認フォトグラファーとして当時の空気を
今に伝える
貴重な写真の数々を残しています。

 

ステージ上のアーティストはもちろんですが、彼の

作品にはバックステージやプライベート?と見まごう

オフショット的なものが多く、あのロック・レジェンド

たちがキメキメのジャケ写やアー写とまた一味違う

顔を見せているのです。常にアーティストと行動を

共にし、アーティストの絶対的な信頼を勝ち得ていた

稀有なフォトグラファーだからこそ切り取れる瞬間
瞬間。

 

彼の被写体といったらそりゃあもうロックに手を

染めたものなら垂涎ものの豪華メンツ。ビートルズ、

ツェッペリン、ジミヘン、ボブ・ディラン、ジョニー・

キャッシュ、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド

etc etc…ストーンズのミック・ジャガーとも親交が

深かったようです。

 

気難し屋でオレ様キャラだったので有名なマイルス・

デイヴィスでさえ彼のファインダーには屈託のない

笑顔を向けるほど。ここまでで興味のわいたあなた

にはこちらの2をお勧めします。

 
 

表紙かっけーー!!
 


で、そのジム・マーシャルの作品がですよ、なんと

渋谷の隠れ家的バーで、ちゃんとプリントで見れちゃう

んです!!!場所はコチラ↓

 

 

渋谷区渋谷1-25-10 のんべい横丁内
Bar and Gallery Amulet-d
03-5467-2777

 

 

1坪半の小さなお店が40軒以上ひしめきあう

異空間、『のんべい横丁』の中通り奥のほうに

あるお店です。バーテンさんはアメリカ人の

Bret氏。ここまででびびってはいけません。

勇気をふりしぼってドアをガラガラっと開け、

2階へ行ってみましょう。


壁を彩るジムの作品の数々。ジャニス・ジョプリン

がアマレットのボトルを片手にアンニュイな表情を

うかべる隣には、輪になって微笑むジェファーソン

・エアプレインにカメラガン見のザ・フー。

向かいの壁には若き日のジェフ・ベックとニール・

ヤングが佇み、ちょっと奥まったコーナーには

ボブ・ディランがタイヤを蹴っている有名な作品と

ギターを抱え、目を閉じてタバコをくゆらせた

キース・リチャ−ズが・・。ロフトのような

最上階にはチャック・ベリーとジミヘンの

迫力満点ショットが向かい合わせで火花を

散らすといった具合。

 

私のお気に入りはこのキースの一枚。



実物の作品を目の前にすると、臨場感がちがいます。
タバコの煙の立ちのぼる感じとか超超リアルで超超
かっこいいです!アサクラ氏が『シャイン・ア・
ライト』のストーンズがしわくちゃなのにかっこいいと
言っていましたが、若き日の彼らはこれまたカッコよい
んですねぇ。バックステージでギターをつまびく、
リラックスした表情のキースがまるでそこにいるかの
ような空気に包まれ、楽屋でデェトしてるみたいな
気分になれますよ。あぁ妄想よ果てしなく・・。

 

四方八方をロック・レジェンドにかこまれて、

正直お酒がなくてもくらんくらんに酔えます。

が、お酒もおつまみも美味しいですよ。ワインと

ウイスキーのセレクションが秀逸。あと、Bret

の作るブラッディメアリーがおいしいです。

辛いもの好きな方はぜひ。おつまみはBret

手作りで、生地から作るピザ、アボカドペースト

を手作りタコスチップに乗せて食べるメキシコの

スナック『ワカモレ』などなど小洒落たプレート

が頂けます。さらに、日本語の達者なバーテンの

BretHTEで紹介している音楽結構聴いている

ので妄想デェトを心ゆくまで楽しんだ後は、下に

降りてBretとお話するのもまた楽しいですよ。


 

CDやレコード買って、ライブ見に行って、週末

はパーティいってダンスして、お洒落だってしたいし、

アートや映画にも・・・といくらお金があっても

足りないみなさまのこととは思いますが、ロック・

レジェンドたちと過ごす「うっとリッチ」なひととき

なんてのも素敵でしょ?


 

ちなみに展示作品は購入もできます。

ゼロがいっぱいつきますけど・・。

うぅぅ欲しい!!


シャーラララーリー イエー
お久しぶりです。アサクラです。
月の後半は何やら忙しいのさ。

実は実は!! 明日、今日、HARD TO EXPLAINの新しい号がでちゃいます!!!
オモテの表紙はリリー・アレンだよ! ヒャッホーゥ!!!! かーわいいー!!!!



ウラはフランツ!!



我ながら良い表紙がデザインできたな〜って思います。

内容はというと、リリーってなんであんなに可愛いんでしょうってことと、
リリーの今までの人生をグラフにしてみた「リリーのハートグラフ」!!
これがめちゃくちゃ可愛い!!!

フランツはなんであんなにかっこいいんでしょうってことと、
「はたしてフランツは女の子を踊らせることができたのか?」などを考えてみましたよ。

あと、アントニー&ザ・ジョンソンズの怖い写真、
ザ・ビューやストロークスメンバーのソロ活動などについて紹介してます!
そして話題のドラマ「Gossip Girl」についても載ってるのでお見逃しなく!

内容はまじめに書いてありますよ!!! もちろんですよ!!
MOTO山さんもまじめに原稿書いてますよ!!
まじめな告知を読みたい方はHTEのサイトへどうぞ!

それにしてもさ! これってHARD TO EXPLAINのブログですよね!?
フランツの新しいPVに触れてないってアタマおかしぃんじゃないの!!?


Franz Ferdinand / Ulysses

「怪しい」というより「妖しい」雰囲気たっぷりのPVでございます。
フランツって、みぞおちにグッとくるカッコよさを放ってるんですが、
メンバーみんな顔がうさんくさいですよね。
めちゃくちゃかっこいいのにイケメンじゃないんですよ。
でも見たら「キャー!!」って言っちゃう。
やばいですよね、ニックとか。私はニックのうさんくさい顔が大好きです。
あとアゴ。

ちなみにこちらはPVより前にUPされていたUlyssesをスタジオでやってるやつ
こっちはアレックスがかっこよすぎてヤバい!!! まじで「キャー!!!!」です。

《追記》
すいませんーHARD TO EXPLAIN最新号は今日(28日)発売でした!
まーしかたがないだって、今日が何曜日かわかんなくなってるんだもの(こら


そして(投稿戦士が)誰もいなくなった……。
と、思ったらこれ投稿するちょっと前にMOTO山氏(←しつこい)が投稿してましたね。ザ・すれ違い!

おこんばんは!
何と、今日はですね、まさかのこんな時期になってからHTEスタッフ個人的年間ベスト(もちろん08年の)が届いたので、早速紹介しちゃいます!
別にベスト10とか、そういう縛りは特にないですよーって言ったら、なんとまあベスト20まで選出してくれました。やる気マンマンです。
そう、今日年間ベストを発表するのはこのブログにも一回だけ顔を出したあの人! 林 麻美 a.k.a MAME氏。
HTEスタッフの中では中堅的な(?)存在ですが、ゴシップなどのチャラい(悪い意味じゃないぞ!)記事を担当する事が多く、今回のコメントも誰よりもはっちゃけています。
でも実際は真面目な性格のお方なんですよー。

以下、コメントは全て本人談! 微妙に文字化けしてるところもあるけど、それはそれで面白いのでよしとする。

でゅわ!

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MAME's Best Of 2008

1.Deerhunter / Microcastle/Weird Era Continued

昇天度:★★★★★
これは、ほんっとうにキモティイイです。なんというか、眠りに落ちる瞬間のうつらうつら微睡む感じくらいのキモティよさ。今年はこいつらのライブが絶対見たい!


2.Fleet Foxes / Fleet Foxes

癒し度:★★★★★ いやされるふ〜ぅ!なんというか、綿棒で耳掃除を行う際の「アヒーッ!」って瞬間、まさにアレ並の癒し度。そのはまりようといったら、一時期なんて一日このアルバムを聴く以外何もしてなかった日があったほどですー


3.MGMT / Oracular Spectacular

萌え度:★★★★★
かわいすぎるビジュアルなクセ音は最新。別に音楽をそこまで聞かない新しいもの好きな子もトリコにさせるし、ロック玄人もうならせる。奇抜なファッションも狙ってる感じがしなくて天然系。母性本能くすぐられまくりで萌え死にしそうです。


4.The Virgins / The Virgins

DOKIDOKI度:★★★★★
PV「Private affair」の、ピンクのホットパンツで腰をくねらせるドナルド…この高鳴る胸の鼓動はなに!?セックス&ドラッグ&ロックンロールを地でいく彼ら、ロック少年少女が「バンド」として憧れる要素すべて持つ理想形。色気タップリディスコロック。


5.Mystert Jets / Twenty One

初恋度:★★★★★
初恋のあまじゅっぱさお口ひろがる最高に切ないラヴソング集。バック・トゥ・ザ・フューチャーみたいなフォトショットとか、エイティーズフレイヴァーなビジュアルも可愛かった。


6.TV on the Radio / Dear Science,

ガクガクブルブル度:★★★★★
神がかったその圧倒的なサウンドスケープを前にしては、ただただ子犬のように震えることしかできない。ガクガクブルブルな作品。昨年はメインソングライターのデビット・シーテックさん、女優スカーレットヨハンスン、The Foalsなどのアルバムも手がけプロデューサーとしてもブレイクしましたねー


7.Vampire Weekend / Vampire Weekend

フレッピー度:★★★★★
淡い色味のダウンシャツ(ラルフローレン限定)に足下はクラークス。「カレッジロック=REM等。音は最高だが、イモあんちゃん。」の日本の常識を180度変えてくれました。頭も良くて、音も良くて、顔も良くて、超オシャレ。00世代のカレッジロックはここまでキタァァーーーッ!!


8.Beck / Modern Guilt

カッコイイ度:★★★★★
無駄を排したミニマルな音づくりは、カッコイイだけでなく、胎教音楽かってくらい落ち着くし、飽きが永遠に来そうにない。Sea Change以降の最高傑作。もしかしてこっちのほうが好きなくらい。Beckは作品が多くて…って遠ざけてる人はぜひ、この作品から手に取ってほしい。


9.M83 / Saturdays=Youth

キラキラ度:★★★★★
実はジャケットの美しい人たちのバンドかと思えばフランス人ミュージシャンのソロプロジェクト。キラキラを詰め込んだ、まるでお花畑で花輪を編みながら駆けっこしているかのような(アブな)それはそれは美しいシューゲイザーサウンドによく現実逃避させてもらってました


10.lykke li / Youth Novels

恋愛日記度:★★★★★
スウェーデンからやってきたスウィーテストボイス、ちょっと綴りがめずらしいリッキーちゃんのデビュー作は、なんていうか。。。。。鍵をかけるべき。妹の日記を見てしまったかのような。聴いててハズカティーったら!現代っ子のなまなましい恋愛観の吐露にとまどいつつも、一票。


11.Late of the peir / Fantasy Black Channel

HTE次世代アイドル、ピア−(「アー」を上がり調子で)の良さは…もう説明不要ですよね。文句なしに踊れる!ポッターの狂ったようなボーカルが好き。


12.THE BUG / London Zoo

英ミュージシャンのソロプロジェクト。サウンドは現在イギリスレゲエ、ダンスシーンの最先端を行くレベルミュージックという感じ。めちゃめちゃカッコイイです。


13.Cut Copy / In Ghost Colours

2008年うちのパーティで一番フロアを沸かせた曲は、「Light&Music」! 何度聞いても飽きがこないのは、万人ウケするキャッチーなメロディなんだろうなぁ〜


14.Last Shadow Puppets / The Age of The Understatement

やっぱりアレックスは天才。西部劇風な音とアレックスの男らしいVoが似合ってる!もう、何があってもついていきます。


15.Foals / Antidotes

サウンドも凄く完成されているんだけど、アルバムより実際のライブが断然凄い。バーバリーモデルも努めたドラマー君がちょうかわいいです。


16.White Dennim / Workout Holiday

流行をまったく無視したそのぶりぶりグランジな音に男を感じました。


17.WILD BEAST / Limbo, Panto

オカマちゃんヨーデル隊。「The Devil's Crayon 」が好き。


18.British Sea Power / Do You Like Rock Music?

「No Lucifer」が超ロックでカッコイイ。


19.Magnetic Fields / Distortion

「Carifornia Girl」が名曲。でも自分の中では99年作の「69 Love Songs」がやっぱり最高傑作。


20.Gang Gang Dance / Saint Dymphna

9月の来日公演がすばらしかった!

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しかし、恋愛日記度とは一体……?
ど、独特の世界観が滲み出るコメントですね!

ではでは、ホサカ・デンジャラスでした!
アディオース!

 

オッス! オラ、MOTO山MOTO次郎! ひゃー、世の中にはすげえバンドがいっぱいいんなぁ! オラびっくりしたぞ!

いやほんとに私の名前が本山基次郎とか思われてそうで最近怖いんです。
精神と時の部屋って重力を増やすやつでしたっけ? それは宇宙船?

で、いつものように小一時間ばかり時間を巻き戻して、と。


ストロークスのファブリツィオが今リトルジョイというサイドプロジェクトやってるじゃないですか、これがなんといいますかヴォーカルが恐ろしくジュリアンカサブランカスみたいな歌い方でして、音もストロークスをレイドバックさせたような、あんたら何やってんですかみたいなアレなんですが、でまあそのバンドが今UKをツアーしていて、その際ファブリツィオがNMEに語ったところによりますと

ジュリアンとニックはストロークスの四枚目のアルバムの曲をついに書き始めた……


あれ、ちょ、2008年の9月ぐらいにスタジオ入ったとか何とか言ってなかったっけ?
あれは……夢? 

いやこの際夢でもいいよ。たしかにスタジオ入った的なうわさの直後に各人のサイドプロジェクトが始まっちゃったわけで、今にして思えばどうかんがえてもまああれは誤報か何かだったんでしょうね。今回は一通りサイドプロジェクト色々やった後での話ということで、しかも、曲に取り掛かり始めたという言質が取れているんだから、じゃあ本当にやり始めたんでしょう。


今年出るのかなぁー、もうね、待つことに慣れちゃったからあまりハァハァせずに穏やかに待とうと思います。考えてみるとフランツ・フェルディナンドもようやくこのたび3rdを出すに至るまでずいぶんインターバルあったわけですからね。(みんな「Tonight」聴いてる? すごくいいぞ!)


曲というのは考えて考えて長い期間かけて作ってもたいしたものにならないというのはありまして。煮詰まっちゃって何がいいのかわからなくなっちゃうんだよね。だもんで、こうやって長いインターバルとって英気を養ったら、あとはもう、1,2ヶ月でパパッと作っちゃうのが一番いいんです(ジャック・ホワイトの10日とかは、まああれは彼が変態です)。

だからサクッと作っちゃおうよ! YOU、今年中に出しちゃいなYO!


「俺たちは、やると決めたら一堂に会さないとダメなんだ。どの歯車が欠けてもダメなんだ」とNMEに語ったファブ。
いやあわかるよ。すごいわかる。彼らの音楽、すべてのパートが重なり合ってひとつのグルーヴを作り出すさまはまさにメカニカル。理系ロック。メカニカル・ロック。そろそろメカニカル・ロックをぼくらにまた与えてください。

ささやき いのり えいしょう ねんじろ!



==
MOTO



どうもこんばんは。1日おきの更新が好評を博しているHTEブログのお時間です。

MOTO山氏は現在、精神と時の部屋の中で修行中です。きっと出てきた時には毎日ブログを更新できるくらいツオクなっているはずです。期待しましょう。


さて、今日はまず、2月4日の発売日が待ち遠しいリリー・アレンの新作の“ミニミックス”なる得たいの知れないものがオフィシャルからフリーダウンロードできるので、早速ゲッチュ! ダウンロードはこちらから。

まぁ、つまり、新作のダイジェスト的な感じですね。
それにしてもリリー・アレンって本当に良い曲書くな、と感心しちゃいました。普通に良いですね。ゴシップだけで有名になったんじゃねえぞ、って事ですね。
ちなみに今回は殆どの楽曲をプロデューサーでもあるザ・バード&ザ・ビーのグレッグ・カースティンと共作したそうです。
そんなわけで強引にリリー・アレンとザ・バード&ザ・ビーの新作から一曲づつ貼っちゃいます。

The Fear / Lily Allen

Polite Dance Song / The Bird and the Bee



んで、お次に先日のパーティでもかかってたIpso Factoを軽く紹介して終わります。
ゴシックな服装に身を包んだその外見はまるで女版ホラーズ! NMEから“最もクールなガールズ・バンド”との評された女性4人組です。

Six And Three Quarters / Ipso Facto

Harmonise / Ipso Facto

教会のオルガンチックなKeyがお洒落ですねー。女性にしてはやや低めなボーカルはロング・ブロンズのケイト・ジャクソンやら、初期ブロンディーのデボラ・ハリーとかを彷彿とさせますね。

んで、このイプソ・ファクト、何と約30年ぶりに再結成されるポスト・パンクバンド、Magazineの再結成ツアーでオープニング・アクトを務めるのだとか! ヒャー! た、確かに不気味なシンセの使い方とかは共通するものがあるかも。もしかしたら結構影響受けてたのか?
えっと、このマガジンというバンドはですね、Buzzcocksの元ヴォーカリスト、ハワード・デヴォートが脱退直後の1977年に立ち上げたバンドで、その高い実験性とポップさを兼ね揃えたサウンドは、後のニューウェーブ勢に多大なる影響を与えたのです。そんなマガジンがオリジナル・メンバーではないにしろ、再結成です。これは嬉しいですねー。
と、いう事で、バズコックスとマガジンの曲を貼って今日はアディオス! 歯ぁ磨けよ!

Definitive Gaze / Magazine

16 Again / Buzzcocks


以上、ホサカ・デンジャラスでした!

セテオマオナサ

アフェテイェドロェエ

ナセモア・ア・ア

どうも、ブログ始まって以来初の
朝型投稿戦士(うそ)ミナエです。


HTEの雑誌のカヴァーにもドーンと
登場した黒装束のあの人たち。
ついに来日しましたねー。

そう、Glasvegas。
冒頭の呪文のようなフレーズは
"Daddy's Gone"のサビです。

この人達の地元のグラスゴーって
ところはですねー、英語の訛りが
ひどく強くて。聞いても何歌ってる
んだかさっぱりわかりませんね。


英語ネイティブの友人でも
わかんないんだそうです。
ちょっと一安心?

 

来日公演については最近全国
津々浦々に神出鬼没ともっぱら
ウワサのHTE特派員が早速
ポートをしたためておりますので
こちらも是非是非ご覧ください!

Glasvegasといえば、フルアルバムは
すでにお手に取った皆様も多いと
思いますが、ぐわっと人気が出る前
からなかなかに素敵な音源を残して
います。なかでも、ちゃんと収録して
リリースしてほしいなぁと思う曲を
極個人的に紹介しちゃいます。
・・・こら、そこのキミ、マニアック
すぎるってひかないように。

まずは、
2008年2月にリリースした7インチ
シングル、“It's My Own Cheating
Heart That Makes Me Cry”のB面
でカヴァーしてるザ・ロネッツの“Be My
Baby”。ライブでもよくやっているみたい
ですね。

甘〜いガールポップとぐわんぐわんの
轟音との見事な融合。残念ながら
限定版7インチということで日本で
入手するのは難しいかも。
ものごっつい雑音が入ってますが
雰囲気はこんなかんじ

おまけ: インストアライブのアコースティックバージョン


それから、幻の名曲"Whitey"。

以前、彼らのmyspaceで"Home
Tapes"というデモ音源集がダウン
ロードできた時期がありまして、
その中に入っている一曲です。
笛ふいてピクニックにでも行き
たくなっちゃうような素敵な曲。
これもやっぱり何うたってるのか
さっぱりわかんないんですが、

サビの歌詞はどうやら

♪Red Wine, White Wine  
   I'm whitey all the time♪

とうたってる様子。えぇと・・

♪赤ワイン、白ワイン 
僕はいつだって吐きそうな気分さ♪

って、こんなさわやかなのに酔っ
払いのゲロゲロソングかい!

このビデオ絶対オフィシャルじゃ
ないと思うんだけど、みんなにこの
曲聞いて欲しいので貼り付け
ちゃいます。

何故に宇宙のビジョン・・。

 

私はギター弾きのことはよく
わかりませんが、「シュウゥゥ
ゲイザァァァ」なノイズを出すの
って中々に細かい手首の動き
を要するみたいですよね。ホラ
Glasvegasにも、「悲哀の足り
ないジョー・ストラマー」(byアサ
クラ氏の友人
)と「オバチャン」
by HTEガールズ
・・・・残酷
だぜ)のほかに下を向いてギタ
ーを小刻みにかきならす
人が
あとふたり
いるでしょ。聞いてる
こっちは美しきノイズにゆったりと
身をゆだねていればよいけど、
やってる側は手元を見つめて
必死だったりして。そうか、
下ばっかむいてるぜと思って
いたら、ゲイズしているのは
シューではなくピックだった
のだ!


というわけで、別の投稿戦士により
張られた伏線をオールスルーする
ミナエでした。

アディオース!
(デン●ャラスの決めゼリフ頂くぜ)



シレッと、何食わぬ顔でセットリスト修正してます。ホサカ・デンジャラスです。

そしてこの場を借りて言い訳させてもらいます。ワタクシがバッド・レリジョンを省いた理由、それはMOTO氏、あなたが曲名を書かず、バンド名しかメモってなかったからです!
ボクが……このボキがバッド・レリジョンを嫌っているわけないじゃないですか!(涙目)

まぁね、もちろん横でメモってなかったワタクシも悪いのですがね。ほら、先日のパーティの後半はワタクシちょっとくたばってたんですよ、だもんで、そこはちょっと許してもらいたいです。あ、言っておきますけど、寝てませんから! 目を瞑ってジッとしてただけですからー!
ついでにバッド・レリジョンの次にかけたQOTSAの曲名も不明です、ワタクシの記憶にも残っていません。もし、覚えていたら連絡下さい!


そんなこんなで極私的な連絡を済ませたところで、今日はU2ですよ。
U2ですよ!(反復法)

先日のオバマ大統領就任記念コンサートにも参加したU2の新曲“Get On Your Boots”がついに解禁されたんですよ! って話です。

mixiやらiTunesでも試聴開始してるちょうですけど、ここはまぁ、フルで聴けるという事でYahoo! SOUND STATIONでの試聴をお勧めしちゃいます。
そして、そんなのメンドクセーよ! っていうアナーキーなあなたには、解禁した矢先から我先にと投稿されまくっている(さすがU2)YouTubeの動画へのリンクを貼っておきます……が、いつ削除されるかわからないので、ご容赦くだされ。

Get On Your Boots / U2

若っ! っていうのが、一聴した時のボクの素直な感想だったりします。信じられないペースで新作を作り上げたブルース・スプリングスティーンの前作「Magic」を聴いたときにも似た感じ。いや、ちょっと違うか。U2のこの新曲の場合は前作からの流れの延長線上では確かにあるわけだし。と、とにかくドラムがカッコイイですね! 理屈抜きに。
というわけで、早速この新曲のドラムを完コピしたツワモノまで現れているんですね。普通に上手いな。しかもこいつ、オバマTシャツ着てるわ。

そんなU2の新作「No Line on the Horizon」は2月25日に日本先行発売!
いや、これは待ち遠しい!

そんでもってアメリカのロックシーンの大ボス、ブルース・スプリングスティーン兄貴の新作は今、こちらのサイトでフル試聴できちゃいます。
って言っても来週発売ですけどねー。
前作同様E・ストリート・バンドをバックに従えて、ヒリヒリとするような鋭いロッケンロール色はちょこっと薄まり、よりポップなナンバーが増えてます。いや、これまた前作に続き素ン晴らしいアルバムになってますわ! やっぱりボスです。



最後にもうひとつ。
デビューアルバムがまだでていないのにも関わらず、すでにインディ・ロック好きの間ではかなりのバズが巻き起こっているアメイジング・ベイビー。そんな彼らもついにレコーディングが最終段階に入ったとのことなので、ちょうど良い機会です。4曲入りデモEPのフリーダウンロードのリンクを貼っておきますよ。アラ、マァ! なんて親切だこと! って、実はかなり前からダウンロードできたんですけどね。何かこう紹介しようしようと思っていたんですけど毎回忘れたり何かで先延ばししてましたハハハ。

Head Dress / Amazing Baby

Pump Your Brakes / Amazing Baby

MGMTとよく比較されていますね。MGMTよりも生音重視で、より濃厚なグルーヴを作り出す、エモーショナルなサイケデリック・ロックです。個人的にはMGMTよりも……スキかも……。だ、だってギターがスゲーカッチョイイんですもん!
「Pump Your Brakes」は若干パルプっぽくもありますね。後半の展開とかモロに。


それでは、今日はこんなところで。

アディオス!

タイトルを見て、げげぇ? またバーズとかボブ・ディランの曲の話かよ!! いい加減60's以外の話しろよ! と思われた方もいるでしょう。ええ、わかっております。
確かにワタクシ、ホサカ・デンジャラスが60'sカルチャーから多大なる影響を受けている事は事実です。今でも普通にグレイトフル・デッドやジェファーソン・エアプレインなどを愛聴していますし、モッズ系のオムニバスを中古盤屋で見つければ大概のものは即購入しちゃいます(どうでも良いけどモッズ系のオムニバスって半端なくいろんな種類があるよね? 正直、何枚持ってるか自分でも把握できていません)。

しかし、ここは某シック●ティーズマ●ジンさん(毎号とても楽しみにさせていただいてますですはい。)のブログではないのです! 今日はちゃんとリアルタイム(よりちょっと遅れた)ネタがあるんですよー。


さて、本題に入ります。ダンディ・ウォーホルズ。昨年新譜出したし、MOTO山氏が何回かこのブログで取り上げていたので、皆さんご存知かと思います。数年前のボーダフォンのCMで使われたこの曲のせいで一発屋っぽいイメージを抱いている人も多いかもしれませんが、彼らはなかなかに本格的な実力派ですよ。ウソだと思うなら新作を聴いてみてください。

んで、そんなダンディ・ウォーホルズとデビュー前から深く、そして複雑な関係にあるブライアン・ジョーンズタウン・マサカー(以下BJM)っていう名前からしてキ●ガイ一歩手前な、90年から今も現役で活動しているバンド(というか実質アントン・ニューコムという男のソロプロジェクトに近い)がいるのです。
このバンドについては語りたい事が山ほどあるので、またの機会に。ちなみにこのBJMには後にBlack Rebel Motorcycle Clubを立ち上げる人物も在籍していました。それもまた後日。

さらにこの2バンドの事を7年間にも及び記録したドキュメンタリー映画「DIG!」は、2004年のサンダンス映画祭のドキュメンタリー部門でグランプリにも輝いています。これは結構当時、話題になりましたね。覚えていますかー?

んで、このBJMというのは一部では世界で最も参加した人数が多いロック・バンドとも言われています(マジです)。つまりはみんな入ってはすぐ辞め、また違う人が入ってはすぐ辞める……って感じのバンドなのです。それもこれもアントン・ニューコムという天才というか奇才のせいなのですが……。

しかし、そんなBJMにタンバリンしか担当していない男がいまして、歌も歌わない、他の楽器もダメ、曲も書かない、とんでもないタンバリンの叩き方をするわけでもなく、ただテキトーに叩くだけ。しかも時々踊ってるだけの時もある……という変な男なのですが、こいつだけは唯一結成当初から今もBJMに在籍しています。一時期脱退してましたが、今は戻っています。

Going To Hell / The Brian Jonestown Massacre

↑このPVに出てくるモミアゲとカートコパーンのようなサングラス、そしてウルフカットが特徴的なヤツです。名をジョエル・ギオン。


さぁさぁ、前フリが長くなりました。


んで本当に今日、まさに数時間前知ったのですが、このジョエルという男がヴォーカルとして率いているバンドが07年にちゃっかりアルバムを出してたんですよ!
いやー、ビックリしました。映画「DIG!」を観てもらえばわかると思うんですけど、ジョエルって普段はお馬鹿キャラで変なことしてみんなを笑わせたりしているんですけど、その裏では人一倍周りの人間関係に気を使っている(ように思えた)のです! おそらくこの世でただ一人だけの、暴走する独裁者アントンの理解者なのではないでしょうか。

バンド名はThe Dilettantes
“Dilettante”は“もの好き”とか“素人の〜”っていう意味です。ジョエルらしいというか、なんというか。

マイスペで数曲聴いてもらえばわかると思いますが、正直そんなに良くないです(ドヒャー!)。
でもね、BJMがモロに60'sのフラワームーヴメントの頃のサイケを再現しているのに対し、こちらはギターガンガンな直球ロック! モデスト・マウスのような、USインディっぽい匂いもします。そして、ジョエルのボーカルが誰かに似てるんだよなー。うーん、モリッシーも少しかすってるような気がするんだけど……うん、思い出せない。思い出したらまた書きます。たぶん。
しかし、あのジョエルがバンドを……しかもボーカル(と勿論タンバリンも)……! という感じでグッと込み上げてくるものがあるんですよボクにはね! 確かにBJMを(一時的に)脱退する際、「タンバリン以外をやらせてくれるバンドに入るよ」的なことは言ってましたが、絶対ウソだろと思ってたので、ビックリ。有言実行ですね。

ちゃんとYouTubeにもPVがあるんですねー。

Ready to Go / The Dilettantes
しかし、ジョエル老けたな…。昔はスマートでカッコよかったのに…。

Subterranean Bazaar / The Dilettantes
あれ? 何回か聴いていくうちに、意外と……良くない?


なんか日本用の変なプロモーション映像まであるんですけど、下手糞だけど日本語みたいです……。もしかして07年、ワタクシの知らないところでひっそりと話題になってたのか…?
でも、このThe Whole Worldって曲は普通に良いな。ダンディ・ウォーホルズっぽいけど。



それにしても、今こそMGMTやThe Uglysuitの台頭でもっと60'sのサイケに注目がいかないかしらん……。



あ、今日はHard To Explain Party Vol.49ですからね!
今からでもまだ間に合う! 渋谷へ急ぐんだ!

では会場でお会いしましょう。



くああああ!!!
またやってしまったよぉおおお!!!
ギリギリだ!



明日はHTE The Party!!!
ぜひ遊びにきてくださいね!!!


というわけでフォースとともにあれーー
アサクラでした!


ヒー! また1日空けてしまった!
うぅ、読んでくださっているみなさん、本当に申し訳ないです。いやいや実はワタクシこ
こ数日ばかし非常に生活リズムが不規則になっておりまして、、、、なんていう言い訳はやっぱりやめます。


みなさまへのお詫びとしまして、今日は無料でダウンロードできたり、試聴できたりするものをいくつか…。


まずはラカンターズの昨年のライブ映像が無料で公開されてるボナルーフェスのwebサイトをご紹介。
一時間以上あるので(太っ腹!)、お時間あるときにドウゾ。ちなみにワタクシもまだ全部観れてません。
右側の小さいスペースからは一曲だけこのライブでの音源がフリー・ダウンロードできるみたいですよ。なんかよくわかりませんがコミュニティ・メンバー(?)みたいなのになれば全曲ダウンロードできるぽいですね。
いやー、それにしてもカッチョイイ! 何でしょうね。ホワイト・ストライプスもそうですけど、冷静に考えれば特に新しい事はやってないのにも関わらず、この唯一無二の存在感!
でも正直ジャックのあの髪型は後期のエルビス・プレスリーみたいでちょっとどうかと思うぞ!



ついでに我らがアニコレの1年半ぶりの新作が今、mixiで全曲試聴できるみたいですのでそちらも合わせてどうぞ。
今回のアルバムもまたピッチフォークから絶賛され、一部では既に09年のベストアルバムとの呼び声も高まっているそうな…。

My Girls / Animal Collective

相変わらずアバンギャルドで実験的、なのにポップ。エレクトロもシューゲイザーもサイケも全てごちゃ混ぜの折衷主義です。



最後は昨年のグラストンベリーでトリも務めたJay-ZがRadioheadの曲をマッシュアップして作ったその名も「Jaydiohead」というフルアルバムが現在Jaydiohead.comでフルで聴けるので、ご紹介!
なんかこういう形で聴くと、改めてレディオヘッドの楽曲の凄さがわかります。
いや、もちろん今回のこのマッシュアップの成功はJay-Zの才能あってのことだと思いますが。
個人的にはM3の「No Karma」とM4「Lucifer's Jigsaw」が大好きです。



以上、ホサカ・デンジャラスでした。
ではまた!

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