しばらく更新が滞ってしましましたが、UKではShockwaves NME Awardsの受賞結果が発表されています!
The Cribsとジョニー・マーの共演で幕を開けた今年の授賞式は、Arctic MonkeysがBest British Band、Best TracK、Best PVの3部門を制覇。さすがNMEのアワードだけにBest International Bandはオリジナル・アルバムのリリースが無いにも関わらずThe Killers(しつこいですがCool Listに“ブランドンの髭”が入っていたのも記憶に新しいです・・・)、Best Solo ArtistはKate Nash、Best AlbumはKlaxons『Myths Of The Near Future』、Best New BandはThe Enemyという結果になりました。

さすがUK、アークティック強し!といった感じですが、NME Awardsがユニークなのは“ワースト部門”もあるということ。“Villain Of The Year(=悪人大賞といったところでしょうか、笑)”には遠路はるばるジョージ・ブッシュ、“Worst Album”はbritney Spearsとなかなか皮肉の効いた結果に。そういえばグラミーではオバマ氏のスピーチがポジティブな賞を取ってましたが、こういう小さなところにもアワードの魅力が詰まっていて非常に面白いです。
エイミーの“Worst Dressed”は、本人は全然気にしなさそうですね〜。そこが彼女の魅力だと思いますが、笑。

さて、これでようやく大きな音楽賞も出揃い、いよいよフェス・シーズンに向けて加速していきそうな音楽業界。日本でも今年はサマーソニックにCajun Dance Party(必見!)やThe Ting TingsやLate Of The Pier、Band Of Horsesら新人勢がやってくるようで、その辺りも楽しみです!!

Arctic Monkeys「Teddy Picker」
The Killers「Read My Mind」
Klaxons「Magick: Closed Captioned」
The Cribs「I'm A Realist」
Cajun Dance Party「Amylase」
Heartsrevolution「C.Y.O.A」


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JIN

HTE-WEBのトップ・ページから飛んできてくれた方はお気付きでしょうか、トップ・ページに一際派手に輝く『Hard To Explain ONES TO WATCH』のバナー!
玉石混交の新人が大量にひしめく現在のロック・シーンですが、果たして何を聴いたら良いのか、もしくは本当に面白い音楽はどこかと日々途方に暮れている方も多いのでは?そんなあなたの声にお応えすべく、HTEスタッフによる自信の批評眼を持ってお届けする新企画です。今回はThe Ting TingsとGlasvegasをフィーチャー!月一回程度で随時更新していきます。その他常設コーナーも続々スタート予定。今年はバラエティ豊かにコンテンツを発信していきますので、フリーペーパー/パーティーのみならずウェブ・コンテンツもぜひぜひチェックしてくださいー。

さて、北米大陸からはカナダ出身の“冴えないストロークス”ことTokyo Police Clubの最新作のリリース日が到着しています!
昨年のEP(といいつつもボリュームはアルバム級でしたが・・・)『A Lesson Crime』で既に日本デビューは済ませている彼らですが、満を持してのリリースとなるデビュー・アルバム『Elephant Shell』にはHTE THE PARTYでも大人気の名曲“Your English Is Good』もしっかりと収録。US盤はBright Eyesらを擁する米オマハの超名門レーベルSaddle Creekからのリリースとなる本作で、いよいよ本格ブレイクなるでしょうか?
非常に楽しみです!発売日はUSで4/22!!

Tokyo Police Club「Your English Is Good」
The Ting Tings「Great DJ/Fruit Machine(BBC Introducing Night)」
Glasvegas「Daddy's Gone」
Foals「Cassius」
Ida Maria「Stella」
Goldfrapp「A&E」


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JIN

さて昨日もお伝えしたUKの音楽賞Brit Awardsですが、肝心なことを忘れていました。KlaxonsとRihannaのコラボレーションの話題!!
それもこれも、Amy Winehouseのパフォーマンスが素晴らし過ぎたからだと思います・・・。

さて、開催前にはKlaxonsのメンバーが“エレクトリックなギター・サウンドになる”と言ったり、Rihannaがシングルとして出したいと発言して何かと話題を振りまいていた両者の共演ですが、やはり飛ぶ鳥を落とす勢いの2組だけに会場も大いに盛り上がったようです。
ただコラボレートVer.の楽曲“Umbrella”自体のクオリティはというと、残念ながら少々がっかりしてしまったのが正直なところ。Klaxonsの“Golden Skans”をそのままマッシュアップしました、という趣きのパフォーマンスでした。
しかしこれはあくまでお祭りの一イベント。とやかく言わずに楽しまないと損というもの。パフォーマンス後の会場の歓声を聞くに、これはもう間違いなく大成功でしょう。
ただ、リリースはやめておいた方が良いような気が・・・笑。

そして話題は変わりますが、Coldplayが最新作のレコーディングを終了。これから最終のミックス作業に取り掛かるそうで、リリースは夏頃の予定とのこと。Brian EnoとMarkus Dravsをプロデューサーに迎えた最新作で、彼らのあくなきU2化はどこまで進むのか、そしてどれ程ビッグなスタジアム・バンドになってしまうのか、要注目です!

Amy Winehouse「Love Is A Losing Game(Brit Awards 2008)」
Rihanna feat. Klaxons「Umbrella(Brit Awards 2008)」
Klaxons「Golden Skans」
Late Of The Pier「Bears Are Coming」
Mystery Jets「Young Love」
Coldplay「Don't Panic」


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JIN

UKでは最大級の音楽賞にして大衆ミュージックの祭典ことBrit Awards 2008が終了!!そのウィナーが発表されています。
今年はArctic MonkeysがBritish AlbumとBritish Groupの2冠を達成!今回は“Brits”Schoolに通っているフリをしての登場となりました(本人達に小バカにされつつもいまだに選出を認める主催者側の健気な姿勢に同情です・笑)。その他目立つところではKate NashがBritish Female Solo Artist、Mark Ronsonがbritish Male Solo Artist、kanye WestがInternational Male Solo Artist、Adeleが批評家賞を受賞という結果になりました。

個人的にはBritish Breakthrough ActがklaxonsでもなくBat For Lashes(←これは完全なる偏愛アクトですが、一応ノミネートは・・・)でもなくMikaなところに強烈なBrit Awards節を感じて非常に納得しましたが、Klaxonsは28日に開催予定のNME Awardsで頑張ってくれるはず。
そちらも楽しみですねー!

しかし今回の主役といえば、やはり功労賞を受賞したPaul Mccartneyと、素晴らしいステージ・パフォーマンスを披露したAmy Winehouseの2人。会場に大合唱が巻き起こったサー・ポールの“Hey jude”や、Mark Ronsonのライブに飛び入り参加して歌い上げたエイミーの“Valerie”(グラミーの時よりも元気そうで何より!)は、間違いなく今年の授賞式のハイライトだったように思います。

今日はBrit Awards 2008関連で6選!
Paul Mccartney「Live And Let Die/Hey Jude(Brit Awards 2008)」
Amy Winehouse「Love is a Losing Game(Brit Awards 2008)」
Mark Ronson「Mark Ronson Presents...feat.Adele,Daniel Merriweather,Amy Winehouse(Brit Awards 2008)」
Bat For Lashes「The Wizard(Live Ver.)」
Arctic Monkeys「Acceptance Speech(Brit Awards 2008)」
Arctic Monkeys「Brianstorm」


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JIN

いよいよ2月も後半戦に突入です。DuffyのUKシングル・チャート1位をはじめ俄然活気を増すリリース作品にツアー情報にとますますシーンの動向も騒がしくなってきましたが、来月の注目といえばオックスフォード出身の高慢ちきな高学歴バンドことFoals。年末/年始にかけて発表したHTEのSound Of 2008にも見事ノミネート、英音楽誌を中心に話題を集め、3/26(輸入は3/24)にデビュー作『Antidotes』をリリースする期待のUK新人です。
・・・なんて今更言っても、このブログをみてくれている人には説明不要でしょうか。ちなみにHTEのパーティーではシングル“Hummer”の振り付けが毎回フロアの温度をぐんぐんと上げて、それはもう楽しいことになっています。新たにパーティーに来てくれるみなさんは、ご来場前に彼らのPVを要チェックですよー!

さてそんなFoalsですが、彼らの最新オフィシャルPV“Cassius”が昨日付けで公開されています!!
思えばTV On The Radioのデヴィッド・シーテックのプロデュース(Yeah Yeah Yeahsなど)に文句をつけて解雇したり、かと思えば海の向こう側からオバマ氏支持を表明してバンドTシャツを送りつけたり(果たして手元に届いたんでしょうか?)と、その言動の随所に何だかよく分からないセンスが光る彼らですが、今回のPVもなかなかシュールな一作になっている模様。キーワードは、“アヴァンギャルドな生け花”です・・・笑。
もはや恒例になってきたおもしろダンスも絶賛披露中!

そして最後になりましたが、USの新人バンドBlack Kidsは先日のUKに続き本国USでのツアー日程を発表。Paste Magazineに載っていた前文がおもしろかったので、今日はこれでしめたいと思います。以下、英語が苦手な人はぜひ辞書を、笑。

“Where To Attempt To Teach Your Boyfriend How To Dance (With Or Without You).”

White Stripes「You Don't Know What Love Is」
Foals「Cassius」
Duffy「Mercy」
Late Of The Pier「Bears Are Coming」
Black Kids「I'm Not Gonnna Teach Your Boyfriend How To Dance With You」
U2「With Or Without You」


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JIN

HTE THE PARTY VOL.38終了!!
ご来場頂いたみなさん本当にありがとうございました!今回は早速Photo第一弾!!

Next Party:3/15(sat) 23:30〜@JZ Brat!






Photo by Chihiro Kurihara


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JIN

いよいよ本日23:30からは、HTE THE PARTY VOL.37!!
場所はいつものJZ Brat、今回は一部フード・メニューも登場予定ですので、みなさんぜひお越しください!最新にして最高のロックンロールを用意して、スタッフ一同ご来場をお待ちしています。フライヤーもしくはこのブログの画面をプリントアウトして持ってくれば¥500offで入場可能ですよー。先着30名様にはロンドンのストリート・ブランドQueen Of SoundsがHard To Explainの為にデザインした特製バッジもプレゼントします!
くれぐれも写真付きの身分証明書をお忘れなく!

それでは会場で会いましょう!!

Arctic Monkeys「Brianstorm」
White Stripes「Icky Thump」
Cajun Dance Party「Amylase」
M.I.A「Bird Flu」
Klaxons「It's Not Over Yet」
The Fratellis「Flathead」


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JIN

いよいよ目前です!HTE THE PARTY VOL.38!!
次々に新譜のリリース情報が発表されるこの季節。最新のロックンロールから定番アンセムまでヴァラエティ豊かな選曲で、朝まで思いっきり踊りましょう!
必ず楽しい夜にすることをお約束します。2/16(土)23:30から、場所はいつものJZ Bratにて、スタッフ一同ご来場をお待ちしています!!

ところで、もう気付いた方もいるでしょうか?
実はこのブログ、若干のリニューアルを行っています。まずは右のサイドバーにきらりと光る「Hard To Explain×JUGEM」のバナー!このブログでサービスを使わせて頂いているブログ・ポータル・サイト、JUGEMさんとのコラボレート・バナー(なんて言い方はしないでしょうか?)です。モバイル版の方もデザインを変更していますので、JUGEMさんのポータル・サイトと共に、みなさんぜひ一度覗いてみてください!

さて、何かと熱いラッズ気質を誇るUKの酒飲み大国スコットランドからは、最近すっかり風物詩と化しつつある人気フェスT In The Parkの詳細が発表されています。
今年のヘッドライナーはThe Verve、Rage Against The Machine、R.E.Mということで、なかなか高齢のラインナップになってますが、最終日のメイン・ステージにはKings Of Leonが登場。今年の海外音楽フェスを席巻するのって実はこの兄弟バンドなんじゃないかと、色んな期待が膨らんでいきます。その他出演もKiser Chiefs、The Enemy、Interpol、The Fratellis、The Raconteursなど楽しみなバンド多数。7/11〜13までの3日間に渡って開催予定です。
みなさんも当日はふらっとスコッチを買いにいく振りして、ぜひ会場へ!

Arctic Monkeys「Brianstorm」
Amy Winehouse「Tears Dry On Their Own」
Cajun dance Party「Colourful Life(at Rough Trade Store)」
Joe Lean And The Jing Jang Jong「Lonely Buoy」
The Ting Tings「Great DJ」
Foals「Hummer」


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JIN

例えば最近だとThe Cribsを溺愛する元The Smith/Modest Mouseのジョニー・マーや、Arcade Fireに賛辞の声をおくる元Talking Headsのデヴィッド・バーンにUKのモッドファーザーことポール・ウェラーなどなど・・・数えればキリがないので以下省略ですが、若手世代に熱い視線を注ぐ“ラディカルな大人達”が急増中の昨今。中でも最大の功労者ことDavid Bowieが、またまたやってくれています。

思えばArcade Fireと一緒に“Wake Up”をライブで共演したり、その他有象無象の新人勢に至るまでひょんなところで顔を出すこのレジェンドですが、今度はUSで5月にリリース予定のハリウッド女優Scarlett Johanssonのアルバム『Anywhere I Lay My Head』に参加しているようです!
アルバムとはいえオリジナル作品ではなく、実はほぼ全編Tom Waitsのカヴァー曲ですが(渋い!)、David Bowieは“Fannin' Street”と“Falling Down”の2曲でヴォーカルを披露。Yeah Yeah Yeahsのニック・ジナーも参加していると噂のこの作品に、きっときらびやかな魅力を与えてくれるはずです。一体どんな曲になっているんでしょうか??

それにしても、ナタリー・ポートマンといいスカーレット・ヨハンソンといい、最近のハリウッド女優は驚くほどにインディー・ロック大好き。考える程に不思議な現象ですが、個人的にはソフィア・コッポラやウェス・アンダーソンなどUSのインディペンデントな映画監督達が果たした役割も大きいんじゃないかと思っています。

Hot Chip「Ready For The Floor」
David Bowie&Arcade Fire「Wake Up」
The Teenagers「Starlett Johansson」
Modest Mouse「We've Got Everything」
The Cribs「I'm A Realist」
Black Kids「I'm Not Gonna Teach Your Boyfriend How To Dance With You」


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JIN

わたくし事ですが、昨日はArcade Fire@新木場StudioCoastに行ってきました!!
いやー、もの凄かったです。3曲目で“No Cars Go”のイントロが鳴った時は歓喜しつつもペース配分が多少心配になりましたが、そんなことは全くの杞憂。“Neighborhood#3(Power Out)”→“Rebellion(Lies)”→“Intervention”→“Wake Up”の流れで完全に頭が真っ白になりました。気付いたら持ってたビール缶がどこかに消えていたので、本当に意識が遠いところに飛んでいたんだと思います、苦笑。

さて、アメリカでは泣く子も黙る世界最大の音楽賞Grammy Awardsの第50回授賞式が開催され、その結果が発表されています!
今年はAmy Winehouseが“Record Of The Year”を含む5部門を受賞。Kanye Westも4部門を受賞し、White Stripesは2冠、“Album Of The Year”はジャズ界の大御所Herbie Hancockが持っていくという、色んな意味で楽しい結果になっています。
個人的にはMark RonsonのProducer Of The Year(エイミー・ワインハウス、リリー・アレン作品)に今年っぽさを感じつつ、同部門にエントリーされていたRilo KileyやThe ShinsのプロデューサーやらTimbalandに“今年はしょうがないよね・・・”と少し同情。FeistがベストPVを取れなかったのは残念ながら、Amy Winehouseが暴れてくれたので大満足といった感じの印象でした。

ちなみにエイミーはドラッグ癖のせいでビザが下りず、衛星中継でのパフォーマンスとなりましたが、そんなところも彼女らしくて良かったと思います、笑。
さて、来年はどんなラインナップに??

Amy Winehouse「You know I'm No Good/Rehab(Grammys 2008)」
Kanye West feat. Daft Punk「Stronger(Grammys 2008)」
Feist「1,2,3,4(Grammys 2008)」
White Stripes「Icky Thump」
Rilo Kiley「Silver Lining」
Arcade Fire「Wake Up」


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