いよいよTracklistも公開され、本国でのリリースも9/25に決まったDevendra Banhartの最新作『Smoky Rolls Down Thunder Canyon』。
次に何をしでかすか全く読めない生粋の不思議野郎な彼だけに、その内容が非常に気になるところですが、ただいま彼のMyspace上では、最新作からのトラックが2曲公開されています!!

めくるめく陽性のサイケデリアが爆発する“Tonada Yanomaminista”(←凄いタイトル!!)とピアノの静謐な響きがまたしてもリスナーを意識の奥地へ誘い込む“Rosa”。どちらも彼独特の雰囲気を放つ秀曲なので、ぜひチェックしてください!

Devendra Banhart Myspace
Devendra Banhart「I Feel Just Like A Child」
Devendra Banhart「At The Hop」

トラックリストは以下。

『Smokey Rolls Down Thunder Canyon』
01 Cristobal
02 So Long Old Bean
03 Samba Vexillographica
04 Seahorse
05 Bad Girl
06 Seaside
07 Shabop Shalom
08 Tonada Yanomaminista
09 Rosa
10 Saved
11 Lover
12 Carmencita
13 The Other Woman
14 Freely
15 Remember
16 My Dearest Friend


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JIN

英BBCが毎年発表し、いまやブレイク新人の登竜門と化しつつある注目新人リストの07年版「Sound of 2007: The Top 10」。
そのリストの一番最後、第10位にちょこっとした佇まいで存在感を輝かせていたのがこのRumble Strips。ロンドン出身の4人組です。
Hard To Explain WEBでは先日リリースされたEPのReviewを掲載中ですが、いやはやこのバンド、スカのリズムを基調に無産階級の無骨な精神と肩ひじ張らないポップ・センスで、なかなかのサウンドを聴かせてくれます。

本国ではDEXY'S MIDNIGHT RUNNERSとも比較されている彼ら。随所に香るソウル・フレイヴァーがそうさせるのでしょうが、Rumble Stripsはもう少し不器用な感じでしょうか。この軽快な“野郎型パーティー・ロック”が日本ではどういう歓迎をされるのか、今から非常に気になりますねー。
アルバムは輸入盤が9/10に発売予定。最近ではTHE FRATELLISも手がけた名手トニー・ホッファーがプロデュースを務めているそうです!

ちなみに、先日HTE THE PARTYでもかかったシングル「Motorcycle」も素晴らしいですが、現在彼らのMyspaceにアップ中の新曲「Girls And Boys In Love」も軽快なポップ・チューンになっているのでぜひチェックを!

Rumble Strips「Motorcycle」
Rumble Strips「Alarm Clock」
Rumble Strips「Hate Me You Do」
Rumble Strips Myspace


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JIN

再びこんにちは。坪田です。

HTEのライターにはシンガーソングライター女子に入れ込んでいる人が藤吉・杉山と二人おりまして、キャットパワーに対する執念などは恐ろしいほどですが、私に関して言いますと、Giant DragのAnnie Hardyは大好きです。いきなり何言ってんだ? しかもなぜ今? と言われますが、とにかく、頭の回転が速く、ギターを弾いており、オタクなロックが好きで、冗談ばかり言っている不思議ちゃん……ということで、これは最強クラスですよ(何が?)! Annieはスカーレット・ヨハンソンがやらなくなった後のジザメリで歌ったりもしています。

で、本題に入りますと、ロックンロールする女子が少ないのが00年代上半期のロックの明らかな弱点だったと思います。90年代はいっぱいいましたよね。たぶん、少なくなっちゃったのは、90年代のあの「男は要らない!野蛮にGO」みたいなノリが未来を拓けなかったためだと思います。だっておかしいじゃんそんなノリ。でも、もっとやりようはあるはずで、コミットメントを諦めてはいけないのではないかと思っていました。

でも、ここ最近、気がつけばいいかんじでロックンロール女子が頭角をあらわしています。ロング・ブロンズやCSS、ボンヂに恐怖のベス様など、そんな観点からもとてもいいなと思います。で、どうやら「もっといますよ! これからスゴいですよ!」な兆しがあるようです。フリペのほうでも、脈々と続けてきたロックンロール女子特集をガーンと行う予定があります。ご期待ください。

余談ながら、一番嫌なパターンは、キーボードとかタンバリンとか、サポートすれすれの位置にいて、セカンドアルバムが出る時にはひっそりと脱退してるってやつ。あれはさびしい。その点ズートンズのアビは立派(逆に、なんかギターの人が抜けちゃいましたが)。Cajun Dance Partyのあの子も、あのまま辞めないで頑張って欲しいところではありますが、果たして!?


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MOTO

このニュースに驚いた人、多いんじゃないでしょうか。
先日HTE WEBのニュース欄でお伝えした通り、なんとUKの大手インディー・レーベルBeggars Gruipが、同じくイギリスの老舗インディー・レーベルRough Tradeを買収した模様です!
とはいえこれは友好的な買収のようで、ラフ・トレードとしての機能は引き続き継続するとのこと。レーベルを買収された名物オーナー、ジェフ・トラヴィスもむしろ“我々には良い事態だ”と喜んでいるようですが、それにしても昨今のベガース・グループ、勢いが止まりません。

ここで情報を整理しておくと、買収されたラフ・トレードはスミスやストロークス、リバティーンズなどを輩出した伝説のインディー・レーベル。何度も経済的に失敗しつつ、それでも時代に名を残すバンドを生み出してきた名門中の名門です。対するベガース・グループは英の巨大インディー・レーベルで、その傘下レーベルも合わせるとCajun Dance Party、M.I.A、Dizzee Rascal、Jack Penate、The National、Voxtrot、BeirutなどUK/US問わず今最も話題を集めるアーティスト達を抱える“時代の寵児”。
つまりラフ・トレードがここに参入するということは、同レーベルのアーティストのワールド・ワイドな展開が期待出来るということなのです。
今後の展開が、非常に楽しみですね!

今日はBeggars Gruipの新星達をフィーチャー。
Cajun Dance Party「Next Untouchable」
The National「Start A War」
Jack Penate「Torn On The Platform」
Voxtrot「The Start Of Something」
Polyphonic Spreeのギタリストも務めるSt.Vincent「Marry me」


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JIN




こんにちは。

坪田です。ホワイトストライプスの原稿がふられると元気になります。
ストライプスはちょっと休憩して、今のヘビロテはTHE NATIONALとインターポールです。
(THE NATIONAL超いいですよね!)

HTE The Partyでは無理やり暴走ガレージロックみたいな曲をかけて時々ドン引きされてしまいますが、宜しくお願いします。あと、だいたいParty直前ぐらいに発行されるメルマガを購読していただいてる方、こちらでもこんにちは。

さて、Blogの立ち上げ時は一生懸命エントリーを上げていたのに、杉山仁が更新できるようになった途端、もはや彼に100%投げっぱなしという体たらくでございました。杉山仁から「勘弁してくださいよ!」と怒られてしまいましたので、ちょっと別の角度からですね、私のほうでも、気楽な事を書いていこうかと思います。


何故か昨日ガンズの夢を見ました。

来日してたからだと思うんですけどね。夢の中の会場はなぜかZEPP東京でした。客の反応が鈍くて、アクセルは力なく笑いながら「こんな日もあるさ」とか言っちゃって……それを「がんばれー!」って応援する夢でした。なんだよそれ……。

でまあ実際はそんな事はもちろんなくて、今回、アクセルローズが日本の客の暖かい声援に感激して涙したっていう噂ありますよね。感動してアンコールを1回多くやったとか。。。

良い話ですよねえ。ロッキー・ザ・ファイナルみたいですよね。(?)

どうもその良い話のインパクトが強かったからか、自分の無意識下で今、ガンズが熱いらしいんですよね。それで、そんな夢を見たと。

なんかこう、グランジ・ショックの時に「旧時代のロック」の象徴になっちゃって、カート・コベインにいじめられまくって、引き篭もりになっちゃって……っていうのが、時代が一巡りしたせいか、すごく可哀想に思えてしまって。あれはどう見ても必然でしたが、とはいえ、どうも感情移入しちゃうんですよね。「なにはともあれ90年代以降だからオッケー」みたいなノリで、レッチリ一年に何回表紙にしてんだよ、みたいなのとか、冷静に見ればまるで当時のLAメタルみたいなエモとかがマンセーされ続けるような国内メディアの状況を見てると、余計にこうね。

でも、こうやって来日公演で元気が出ても、彼ったら、本国に帰ったらまた自分で勝手に考え込んでウジウジしちゃうんだろうなー。うじうじしないで、今出しといたほうがいいよ、チャイニーズ・デモクラシー! ほんと今が最後のチャンスだよ!


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MOTO

Death Cab For CutieやThe Shins、Modest mouseなど志を同じくするUSインディー勢が脅威のチャート・アクションを繰り広げる中、その動向がにわかに注目視されていたSpoon。なんと最新作『Ga Ga Ga Ga Ga』が、全米初登場10位です!!

すごい。いや、これ本当に凄いことです。
冒頭のアーティストがそれぞれの良さを分かり易く表現していて、USインディーなりに華々しいキャリアを積んできた猛者だということを考えた時、Spoonの足どりって恐ろしく地味なのだから。
米人気ドラマ『O.C』(←サウンドトラックもバカ売れ)でフィーチャーされたとはいえ、もの凄く分かりにくい嗜好性を誇っていた彼らだけに、この結果には文字通り“腰を抜かしそう”になりました・笑

前作『Gimme Fiction』から2年、そしてUSインディー史の隠れ名盤『Kill The moonlight』から5年。いよいよ全米規模のセールスを誇るバンドになった彼らですが、サウンドは最新作でも相変わらずのナチュラル・ストレンジな一品。
これはもう、ぜひ手に入れてください!

Spoon「The Underdog」
これも名曲。


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JIN

来てくださったみなさん、本当にありがとうございました!!
White StripeやInterpol、Arctic Monkeys、Lily Allen、The Enemy、Cajun Dance Party、Jack Penate、The Go! Teamなどボリューム感満載の選曲でお届けしたHTE THE PARTY VOL.31。いかがだったでしょうか??
次回も最高の空間に出来るよう邁進していきますので、来てくれた方も、今回はこれなかった方も、そしてIDチェックの関係で入場できなかった方も(かなりの数おられたようで本当に残念でしたが、次回こそ、写真付きの身分証明書を持って遊びにきてください!無いと入れません!)またあの場所で会いましょう。お待ちしています!

そして今回、来場された方の中でちょっと度が過ぎる(キツく言えば痴漢まがいの)行為があったのですが、
僕達の基本姿勢として、HTE THE PARTYはそんな場ではありません。みんなで最高の音楽を聴いて、踊って、楽しい一夜を過ごす為の空間です。
スタッフ一同防止には努めていきますが、何かあった場合はすぐにHTEスタッフ/もしくはお店の方でも良いので、近くのスタッフに伝えてください。こちらで責任を持って対処します。

とにかく、次回8/25のパーティーも楽しい空間になることをお約束します!
ぜひぜひ遊びに来て下さいね〜!!

さて今日は、あのBright Eyesも所属する米サドル・クリークとの契約を発表したTokyo Police Clubの最新曲を。話題沸騰の理由もなるほど、名曲です!
Tokyo Police Club「Your English Is Good」
HTE THE PARTYでは既に定番曲、Tokyo Police Club「Cheer It On」


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JIN

米最大のインターネット・メディア、Pitchfork Mediaが伝えたところによると、Devendra Banhartの最新アルバムの詳細が公開されたようです!!
タイトルは『Smokey Rolls Down Thunder Canyon』で全16曲、リリース予定日は9/25。Joanna Newsomの兄弟Pete Newsomや、Vetiverのメンバーらが参加している模様です。

“フリー・フォーク”盛隆の気運に乗って大成功を収めた前作『Cripple Crow』から約2年。「南米に渡った」など様々な情報が飛び交いつつも音信不通状態だったDevendra Banhartですが、いよいよ本格的な始動の兆しです。
俄然期待が高まりますね!

そしていよいよ今週土曜日、7/21です。HTE THE PARTY VOL.31!!
あっ、何回もキーボードで打ち込んでいるくせに今気付いたのですが、“HTE”と“THE”ってちょっとしたアナグラムみたいになってますね・笑
とにかく“07年の現在だからこそできる”フレッシュかつ本物の選曲でお送りします。
みんなで朝まで踊って、また最高の空間にしましょう!
ぜひご来場ください!!
詳細はコチラ

しつこいようですが、都条例により入り口でIDチェックがあります。くれぐれも写真付きの身分証明書をお忘れなくー。

Devendra Banhart Myspace


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JIN

相次ぐ新人勢の活躍とは裏腹に、90年代と00年代の狭間に生まれたいわゆる“コールドプレイ世代”の苦戦が続くUKシーンですが、そんな系譜の末っ子的叙情派バンド・Athleteの最新作のリリース日が決定しています。

思えば登場時はAvril Lavigneのデビュー・シングル“Complicated”のAメロを完全コピー(に聴こえるのはただの偶然??)しながら名曲に仕上げるというユニークな偉業を成し遂げた彼らですが、その後は苦戦を強いられている模様。
周囲もユーモアたっぷりのめくるめくポップ性を期待していただけに、前作『Tourist』のシリアスぶりは正直なところ賛否を呼びました。

さて、来る最新アルバムでは面白おかしな思考回路の復活なるでしょうか。
音源の様子がほんの少し気になりますね・笑
アルバム・タイトルは『Beyond The Neighbourhood』、発売日は本国UKで9/25です。


そしてそして、いよいよ今週土曜日に迫ってきました。HTE THE PARTY VOL.31!!
7/21 23:30オープン、場所はいつものJZ BRATです。
最高にフレッシュなロックンロールと、みなさんの熱気をあわせて、また最高の空間にしましょう!!IDチェック用に写真付きの身分証明書もお忘れなくー!
詳しくはコチラ

Athlete「El Salvador」
Athlete「You've Got The Style」


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JIN


弱冠10代にして“UKシーン次代の大物”と注目されるCajun Dance Party。そんな彼らの最新シングルのリリース日が決定しています!!
デビュー・シングル“Next Untouchable”に続くシングルは“Amylase”。デモ音源は既に彼らのMyspaceから入手可能でしたが、シングル化にあたってプロデュースを務めたのは何とあのバーナード・バトラー。そう、あの元Suedeの貴公子なのです。
ちなみにB面曲は完全新曲の“Fill The Cups”。出る音源すべて好トラックが続く彼らだけに、こちらも要チェックでしょう。

“1,2,1,2,3,4”のかけ声からはじまるシンプルなギター・ロックながら、それでいて一瞬のギター・リフが感傷と哀愁を誘発するのはまさに彼らならでは。サウンドのトーンを決めるキーボードの音色含め、キラキラ輝く音の粒子が耳に迫る瞬間の得もいえぬスリルに、じわりじわりと大器の片鱗を感じます。リリース日は本国UKで8/27!

今年はアルバム・リリース前ながらグラストンベリー・フェスティバルに出演、8月にはレディング/リーズ・フェスの出演も決まっていて、目下絶好調のCajun Dance Party。
来るアルバムの発売が非常ーに楽しみですね!!

Cajun Dance Party Myspace


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JIN


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