えー、ちょっと前に、黄色い看板でお馴染みの某大型CDショップさんがやっていたキャンペーンに、【尖るロック】なるものがあったのをご存知の方も少なくないかと思います。

まぁ、MGMTとかドラムスって“尖ってる”のか……なぁ? といった疑問点も少なからずありましたが、今回は別にそれを批判しようというつもりはサラサラなく、単純に乗っかってみただけです。はい。


と、いうわけで……
やたらと地味でチルなムードが蔓延している昨今のUSを中心としたインディ・シーン。
どっからどう見てもギーク臭漂う、内気そうなナヨナヨっとした青年たちがこぞって、まるで現実逃避の為の音楽とでもいうべき彼岸のサイケデリアを展開しています。
もちろんそれらを別に否定する気はないし、確かに面白いサウンドを鳴らしているアクトが沢山いるのも事実だと思っております。

が、しかし! 何か……、何かさぁ……そういうのだけじゃ物足りなくない?
だって、だってさぁ、ロックですよ? ロックンロールなんですよ?

ロックってもともと女の子のファンとかをキャーキャー言わせていたモノじゃないですか!

Kinks / All Day & All Of The Night


これがヤラセかどうかはさておき、この、演奏が黄色い歓声で聴こえなくなっちゃうような感じ、最高じゃないですか!
もちろん時代と共に、すべての物事は変わっていくのが必然なのですが、たまにはこういう風に女の子をキャーキャー言わせそうな、華のあるバンドとかが出てきても良くない?って思うのです。

HTEでも以前取り上げた映画『パイレーツ・ロック』なんかは、その古き良き時代を再現してくれていますよね。



というわけで、もう草食系インディ・バンドには飽きてきちゃったわー、という方々の為に、今回は将来有望そうな【チャラいロック】の遺伝子を受け継いでいるバンドをご紹介!

婦女子の方々は鼻血を拭くティッシュとかご用意しておいてくださいね!

 
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Wilder





まず一組目は、NMEが最近プッシュしている見るからにチャラい男3人+女1人のブリストルからやってきた4人組、ワイルダー
当たり前のようにレザー・ジャケットです。当たり前のように靴の先っちょは尖っています!いえーい!

しかし、チャラいだけではなく、彼らはなんとあの由緒正しきインディ・レーベル、ラフ・トレードと契約しているのですから、音楽的なクオリティも決しておざなりではございません!

最新シングルはコチラ。

Wilder / Skyful Of Rainbows


いやー、チャラいですねー。
ちなみにこの曲は、現在彼らのオフィシャル・サイトからフリーDLできますので、是非!
ちなみに、ボーカルと肩を並べて一際うざったい目立っているシンセの彼、よーくみると髪の毛に羽根飾りをつけていますよね。これって誰かに似ていると思いませんか?

そう、この人。



ジュリアン・カサブランカス
とっくに三十路を超え、着々と40に近づいているというのに、ココ最近目を見張るようにチャラく(そしてダサく)外見が変化していく彼!

で、何と恐れ多くもかのワイルダー達は、この「ジュリアン先生が最近付けてる羽根飾りは自分たちのファッションをパクッたもの」というドッヒャーなことを言ってのけました。

記事はコチラ

まぁ、ぶっちゃけ真相はスーパーどうでも良いのですが、こういう笑えるネタを提供してくれるところも含めて、彼らを応援したいです私は!

Wilder / Crystal Cove


意外と演奏もしっかりしてますよねー。
是非とも一度、生でライブが観てみたいです! だって革ジャンを素肌に着てるんですよ!

Wilder / Girls Vs Boys



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Fenech-Soler





お次はこちらも英国からやってきました、ラメラメキラキラでド派手な衣装が大好きなフェネッチ・ソーラー
よく見ると、誰一人としてイケメンがいないような気がしますが、そこは問題ではありません。ようは、心意気です!

昨年から今年にかけて数枚のシングルをリリースし、今年9月にはフルアルバムもリリースされております。が、あまり日本では流通してないようですね……。僕の知る限り、店頭で買えるところはないのではないでしょうか? 私はiTunesで買ってしまいました。

と、まぁ、それはさておき、彼ら。彼らの魅力は何といってもその超王道的なシンセ・ポップ。ちょっと恥ずかしくなっちゃうくらいどストレートなダンス・ロックをなんの衒いもなくやっちゃうところ。

Fenech-Soler / Lies


あと、Vo.がこれまた甘いファルセットを多用する点も、チャラくて良いですね。
PVも意味わかりませんけど、なんか無駄にカッコつけてるとこが好きです。

Fenech-Soler / The Cult Of Romance

Fenech-Soler / Stop And Stare



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La Shark





お次もこれまた英国はサウス・ロンドンから!
HTEの早耳番長イケウチ氏が今年の始め頃からキャーキャー言っておられたバンドでございます。
何ていうか、この2010年に、地で「Sex,Drug,and Rock'n'Roll」の体現してくれそうなオーラのあるバンドです。検索するとやたらと裸の画像ばかり出てきます。

あと、サウンドの方も、非常に英国っぽい、というかロンドンっぽいんですね。
このメロディのヒネクレ方とか、下手なラップ調のVo.とか、ファンクとかスカとかからの影響がほんの薄らとだけ感じさせるギターとか……。
実は、正直に言うと今回のブログは彼らを紹介したくて書き始めたんです。それくらい期待しています!

La Shark / A Weapon


また下記のプレイヤーから「1958」という曲がフリーDLできます。こちらも秀逸!





さらに、上に張った曲「A Weapon」のリミックスEPもフリーでDLできるのですが、なんとここにはワタクシの知人、というか、東京のインディ・ロック系のパーティ関係者では知らない人はいないという人物である関山氏(from England To Me!)のRemixも収録されています! 凄い! 関山氏が運営するブログ、Playing Pateはコチラ



「SKYMYT Remix」というのがソレです!


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やっぱり、見かけ的に華のあるバンドも、もっともっと出てきてほしいですよね!
そうしないとどんどんロックがマニアだけの文化となっていきそうで、私は結構本気で危惧しております。
カッコイイバンドがカッコイイサウンドを鳴らす、これがロックンロールだと私はまだ信じていたいのです。


ではでは、アディオス!

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  • 2012/01/04 6:08 PM
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